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唄武者HEYMAの寄せましょ

「ご用心!ココロの放火魔ドラマー列伝!」

前回に引き続き、ドラムの事を話してみたい。今回は大好きなドラマーにスポットを当ててみよう。

■まずは日本人ドラマーから。
いきなり総評になってしまうが、日本人スタジオミュージシャンにポップス系をやらせたら世界屈指。
やはり器用な国民性なのだろう。ガサツさがないもの。ただ良くも悪くも『無機質』なように思うのだ。
ボクの好みはその真逆。人間的であり、かつ泥臭いながらも芳香さのあるドラマーにしか興味がない。
何名か紹介させていただく。


【岡地曙裕/ボ・ガンボス】
疾走感やタイトさでは比類無き存在。あまりに国内で過小評価されている名人。
今は亡きVo.どんとが、岡地っちゃんを紹介する時にこう言う。『ロックンロールドラマーの最高峰っ!』とね。
まさにその通り。独特のタイム感は真似できない。語弊があるかもしれないが、『職業』的な匂いがまるでしないのだ。
純度100%のバンドマンという雰囲気を強烈に放つ。独特なグルーブに腰を揺らし、踊らせられてしまう。
やられた!と、毎度思いにふけるわけだ。余談だが、都内プロレス会場でよく見掛けるってのも親近感が沸く(笑)。

【春日“ハチ”博文/ギターリスト】
元・カルメンマキのギターである。RCサクセションと親交が深く、
特にチャボのソロ作品すべての楽器で(!)参加している。
つまりマルチプレイヤーなのだ。90年にはドラマーとしてRCへ。肩の力が抜けた『脱力系』グルーブ。
高三の時、野音の盗み録りした音源で毎日練習した事を思い出す。
音楽は力のみではないとハチのドラムで思い知った。

【乙部ヒロ/ドラマー(フリー)】
かつて乙さんがプロになる前に共演した事がある。このエピソードは、前に記した日誌をご覧あれ。
氏を一言で表すと「響」だろう。ボンゾに影響を受けたのは一聴瞭然。
しかし、それにファンクグルーブを加えた驚きがある。
普段は柔和な人柄なのに、時としてステージ上で怪物に化けるのだ。その豹変ぶりに心酔した。

【佐野康夫/AIR】
今までライブハウスで共演し、あまりの凄さに『ひっくり返った』ドラマーは、上記の乙部さん。
そして、ここで紹介する佐野さんのみ。終演後、密かにステージにあるセットをくまなくチェックしに行った。
なんか特別に細工してるに違いないと思わせるくらい、音のヌケがよかったからだ。当然ギミックなし!
当時(93年)の佐野さんはスキンヘッドで、カミソリのようなビートを奏でていた。
リズムは刻むものでなく、切っていくものだと教えてくれたと思っている。

■続いては外国人ドラマーをピックアップしてみたい。やはり食い物の差みたいなものを感じるドラマーは数多い。
血の違いというかね。シンプルなビートほど、外国人ならではのノリが聴いてとれるのだ。

【チャーリー・ワッツ/ザ・ローリング・ストーンズ】
人物(ドラマー)の前に、まずは「ドラム」という楽器そのものから興味が沸いたのだが、
チャーリーこそ一番最初に好きになった憧れのドラマーである。
高校二年の停学中の事だから、そうとう古いファンになった。
ストーンズ結成25周年記念のコメントで、『最初の5年間働いて、
後の20年間は居ただけだ。』と平然言ってのけている。
しかし、来日の度に異常なテンションのドラミングなのだ。
下手なのに何故あんなカッコイイのか、今だに解らない!

【アル・ジャクソンJr./MG’S】
あのオーティス・レディングのバックをつとめており、ソウルドラマーの頂点に君臨していた…と思っている。
黒人にありがちな、『見たか!オラッ!』みたいな傲慢さは無く、淡々とクールに叩く様は鳥肌ものである。
ボクが人よりスローン(椅子)が高いのは、アルの真似をしてからである。
もはや低い設定だと叩く事すらできなくなった。
この人が存命していたら、「ソウル」というジャンルもこんなに衰退していなかったはず。暖かいリズム世界一!

【スティーブ・ジョーダン/ドラマー(フリー)】
つい最近の活動で、クラプトンのバックで叩くという情報を聞き、公演10日前に慌ててチケットを確保した。
ギターの神様には悪いけれど、85%はジョーダンを凝視していたのだ。『クラプトンどけっ』みたいな(笑)。
先に触れたアル・ジャクソンJrの系統を引き継いでいる最後のドラマーといっても過言ではない。
オカズ(手数)は少ないのだけれど、曲によって音色(スネア)を変える繊細な精神には脱帽する。
例えばポール・ウェラー/ライブ盤(2枚組)を引き合いに出すけれど、各楽曲は最高にクールでカッコイイ!
しかし某ドラマーのドラム音色が“同一”だったのだ。23曲もね。
これだと非常に『のっぺり』とした印象になってしまう。
その点、ジョーダンは平面的な観点/感覚は無い。とても立体的である。
人肌感覚でライブを構築している絶妙さがたまらないのだ。
この音楽ありきの姿勢はドラマーとしてでなく、バンドマンとして大切な精神であろう。
まず、ビートありきって事なんだ。

※まだまだ紹介したいドラマーはたくさんいるが、世間で爆発的に評価を受けている偉人達はあえて割愛した。
最後に、The Rolling Stones/KEITH(G)が、世のドラマーへ向けたメッセージを記しておく。


『いいアート〈絵〉には、必ず「余白」があるんだ。ベチャベチャ絵具を塗りたくってねぇ。
リズムとて同じだ。俺は幸い怠け者のドラマーに縁があってよ、この辺に恵まれてんだ(笑)。
けどよ、この「余白」こそ“ロックンロール”なんだぜ。とにかくビートをよこせってこったよ!』



        ライブ情報        
[東京公演]
遊戯搾りまつり45
~ワンマンLIVE~
高田馬場「四谷天窓」
2019.09.15(sun)
13:30op/13:45st
2000yen+drink

祝!結成15年周年!
え?マジ?確認したら
「結成16年」だとさ。
1年遅れの記念LIVE!

(予約)
h72ogn@gmail.com



 
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since 2003.2.1-2008.
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レーベル=ジャイアント・ディスク・ミュージック
品番=GDM−1002

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B東京音頭
C帰り道
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