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唄武者HEYMAの寄せましょ

「転石流石!転がりつづけて50年!?」…で、寄せましょ。

バンドという村社会で生きる。


 ボクの場合ここだけで生活をしているわけではない。
だから厳密にいうと“この”エリアもあるということになる。
人は変われどバンドだけは22年間切らしたことはないのだ。

 あることがあたりまえだとは思わないけれど、ないとなれば新しく作るだろう。
ソロで活動する自由奔放さは魅力だけどさ・・なんかちょっとさびしいじゃん!


 今、ボクはある本を読んでいる。


 それは結成50年になるローリングストーンズのギタリストの著書。
キース・リチャーズ自叙伝「ライフ」である。なんと620頁!
とうぜん気軽に持ち運び不可。購入3ヵ月目。寝しなにちょろちょろと読むくらい。

 現在500頁まできた。ここまでほとんどが麻薬と女とミック・ジャガーの悪口ばかり。
特に60〜70年代のドラッグ中毒に関する話は筆が走っている(笑)。
とにかくキースはよくここまで生き延びてきたと思う。それに尽きる。


 十数年に及ぶ完全無欠のヤク中状態を切り抜けた。


 しかも名盤といわれるアルバムを、それこそラリラリになりながら製作しているのだ。
誇張はあるだろうが、最長9日間も寝ないでレコーディングしたとか。
もちろん薬(ヤク)のおかげで不眠不休ができたことはおわかりだろう。

 めちゃくちゃだけど、才気煥発の起爆剤となったのはドラッグで間違いない。
ボクはむしろその部分よりも、キースが死ななかった方に奇跡を感じてしまった。

 しぶとい奴こそロッカーだ。ジミヘン、ジャニス、モリソン、シド、
そして盟友であるブライアン・ジョーンズは薬のやり過ぎで死んだ。
伝説的人物だけれど、死んじまったその瞬間に過去の人になる。



 先日、秋葉原へ行ってきた。あの街の産物ともいえるAKB48。
ありとあらゆる店先で彼女たちの曲が大音量でかかっていた。
少し足を止めてフルコーラス聴いてみる。ひでぇ。ここまでとは思わなんだ。

 昔はアイドルだって歌と踊りくらいはキチンとやっていた。
実体のないものこそがアイドルだから関係ないといえばそうなのかも。
しかしそこに実(じつ)やガチがあるから魅力的なんじゃないの?

 ボクはジャンケン大会や選挙がガチだなんてこれっぽっちも思わない。
けっきょく秋元康Pは、バカが一番金を落とすってことに乗っかっているだけだ。
話をキースに戻す。彼は自分のスタイルを極めようとギターを弾きまくってきた。


 金儲けのためだけじゃない。


 富も名声もすべて手に入れた男だが、それを維持するために音楽をしていない。
ストーンズといえば特に海外だとミック・ジャガーの人気が占める。
キースが歌う時間はトイレタイムだと聞いた。信じられねぇ!

 ミックだって素晴らしいパフォーマーだが、この人は儲け優先だもん。
音楽的にも超がつくほどの八方美人である。しかし他のメンバー達はミックと正反対。
真実一路。R&Rの職人といえる。そりゃ人間関係は崩壊するわな。

 じっさい80年代になるとミック&キースは犬猿の仲になった。
ボク個人は圧倒的にキース支持だが・・たとえ内情というか真実がどうあれ関係ない。
1989年からずっと好き。どんなに貧乏してても来日公演(5回)は必ず行ったしね。



 数々のアルバムを聴き、たくさんのインタビューや本を読むうちにわかってきた。
なぜキースに魅了されつづけているのかが。それはこれだ。


・人間味
・美意識
・言葉力


 この3つにつきる。スタジアムのステージでも人肌感が伝わってくるギター。
動きも独特。ミスをまるでおそれていない。上手とイカすってのは違うのだ。
ファッションも自分スタイルを貫いている。武道館の時、色褪せたスカジャンを着ていた。

 後で聞いてビックリ。なんとグッチのビンテージものだという。
車が買える値段らしい。そして30年以上身につけているのはスカルリング。
つまりドクロの指輪。これは「人間、皮を剥いだらみな同じ」という意味があるとか。

 身なりが綺麗とはいいがたいが、かわりに洗練された言語感覚を持ち合す。
信じられないほどテクニカルなギタリストは世界に数いれど、
キースほど粋なしゃべりをできる人はいない。男たるもの黙して語らずなんてのは時代錯誤だ。

 話せないからただ静かにしているっつうのは許せる。
けれど黙るが勝ちみたいなのは最悪だね。なんかセコイよ。
バカがキャラ作りしたってすぐバレるもん。それなりにしてからやれといいたい。

 理論武装も厄介だが、“自分の言葉”を持っていないのを真の表現者と認めるわけにはいかん。
寡黙でいいのはスクリーンの高倉健さんだけで十分だ(笑)。
ストーンズはバンドの村社会で50年間も吠えている現在進行形。


 膨大なとりまきに囲まれていれど、ストーンズこそアーティスト主導の最後の砦ではないだろうか?
簡単なようでバンドを何十年も動かしていくにはものすごいエネルギーが必要だ。

 ギターだけ弾いてりゃ、曲だけ書いてりゃ、ただ歌ってりゃ〜では進んでいかない。
幾つものことを同時進行させていかなければならないわけで・・・


 …というところでたった今「ライフ」を読破しました。
文章を書きながら本を読んでみたわけ!これも一つの“同時進行”だ!


 だが誰もほめてはくれないだろう! ロックンロール!!

 このへんで失礼する。どうもね。


        ライブ情報        
[東京公演]
遊戯搾りまつり45
~ワンマンLIVE~
高田馬場「四谷天窓」
2019.09.15(sun)
13:30op/13:45st
2000yen+drink

祝!結成15年周年!
え?マジ?確認したら
「結成16年」だとさ。
1年遅れの記念LIVE!

(予約)
h72ogn@gmail.com



 
Copyright(c) pienopieconvert All Rights Reserved.  
since 2003.2.1-2008.
2ndミニアルバム「祭祭祭祭祭」 (GDM1002)発売中!

残り少なくなりました。再プレス予定はありません。お早めに!!

価格=¥1000(税込み)
レーベル=ジャイアント・ディスク・ミュージック
品番=GDM−1002

@アラビアの唄
A(叱咤激励)ドック・オブ・ベイ
B東京音頭
C帰り道
DDjembe急行

全5曲入り!
タワレコ、HMV、ディスクユニオン、新星堂、アマゾン、などで発売決定!

【English(Chicago tour)】
myspaceにアメリカ仕様のサイトを開設しました。
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