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唄武者HEYMAの寄せましょ

「ボクのチャーリー・ワッツ論」…で、寄せましょ。


 興奮を鎮める為に、チンパンジーは交尾をするという。
ボクにとってそれは文章を書くことなのかもしれない…。

 『ザ・ローリングストーンズ8年ぶりの日本公演!!』

 2014年2月23日。ベロマークが施されたチャーター機でメンバー全員が一斉入国。
ミック、キース、チャーリー、ロニーの4人。皆さんもう立派な御老人である。
生え抜きの3人はすでに70オーバー。最年長のチャーリーは72才なのだ。

 今回はこのドラマー/チャーリー・ワッツについて寄せさせていただきたい。
まず、四半世紀前に遡る。その時分に彼が言い放った名言(迷言)を紹介しよう。
ストーンズ結成25周年の節目。お祝いムードのインタビュー中にぶっかましてくれた。

 「私が働いたのは最初の5年。あとの20年は居ただけだ」

 他のメンバーは“それなり”の発言をしていたが、チャーリーだけは違った。
すごいことを言うなぁ、面白い人だなぁ、けどボクは1番カッコイイと思った。
飄々(ひょうひょう)としている人物。ジャズとスーツをこよなく愛している。

 ロックスター特有のギラギラした暑苦しさは皆無。涼しげな雰囲気の持ち主。
しかし某音楽評論家から聞いた話だと、最も取材しにくいのはチャーリーだと。
何を考えているのかわからない不気味さを漂わせた性質だという。

 ちなみにフレンドリーで協力的なのはロニー。ミックはかなり性格悪いって。
なんだ、イメージ通りじゃないか(笑)。ボクがストーンズに突入したのは高2の秋。
喫煙がばれて停学になった時期。こりゃあ暇になるぞと。ネタを仕入れて部屋に籠ろう。

 小田原駅の地下街にあった「新星堂」でベスト盤を購入したんだ。
それから自宅謹慎の15日間、狂ったようにこのCDを聴く。
ドラムをはじめたあたりの頃だから、チャーリーのタイム感が染み込むのなんの。
まるで受刑者が般若心経を写経するように、ボクはストーンズの曲を叩きまくった。
CDの全17曲すべて体で覚える。これは今でもすぐに再現(プレイ)できるだろう。

 さて、ではチャーリーの演奏はどうかというと、はっきりいって「ヘタ」である。
技術という部分だけならば、およそ話にならないほど低いレベルだと思う。
さすが5年間しか働いてないだけはある。我流の極みみたいなスタイルだもん。

 ところが、チャーリーだからストーンズが50年も転がり続ける事ができたのだ。
たとえばもし違うドラマーだったら、絶対に空中分解していたはず。
フロント2人の性格をみたらすぐにわかる。80年代中期は常に一触即発状態。

 この危機を乗り越えられたのはチャーリーの一声、一睨みがあったからだという。
ミックとキースのまるで口を揃えたかのような回顧録をボクは何度も読んでいる。
やはりバンドって“人間の集合体”だから。「要」なる者が存在してこそつづく。
総合的に考察すると、ストーンズ=チャーリーの図式は揺るぎないものだといえる。
人間力ってやつ。つまりヒューマンパワー。ドラムの技量なんぞ最小限でよい。
ドン!タン!ドド!タン!ビートの真理はこれだ。ここに濃縮されているのだ。

 現代のドラマーは上手すぎる。特に20代の若い人たち。すごいもん。
勉強してるなって思う。情報に対して貪欲だし。凄腕ドラマーも育っていると聞く。
ライブハウスに出演しているインディ系の連中もそう。ド下手を見なくなったしね。

 けれど、その流暢さがかえってロックを“手段”として利用しているように見えてしまう。
「オレはこれだけ」という気概が感じられないのはなぜなのだろう?
それって“目的”としてロックを腹に納めていないからじゃないかと思うんだ。

 バンドが巨大化。地球規模の認知度を得てしまうと、虚実入り混ざってしまうもの。
だが、チャーリー・ワッツのスタンスだけは変化がない。ブレがない。スゲーことだ。
これを奇蹟と呼ばす他に何という?あったらすぐに教えてほしいものである。

 「石の上にも三年」なる諺があるが、「転石の上に50年」とは恐れ入った。

 「このくらいで十分」というのもR&Rである。春。東京ドーム。チャーリーに刮目する。



        ライブ情報        
[東京公演]
遊戯搾りまつり45
~ワンマンLIVE~
高田馬場「四谷天窓」
2019.09.15(sun)
13:30op/13:45st
2000yen+drink

祝!結成15年周年!
え?マジ?確認したら
「結成16年」だとさ。
1年遅れの記念LIVE!

(予約)
h72ogn@gmail.com



 
Copyright(c) pienopieconvert All Rights Reserved.  
since 2003.2.1-2008.
2ndミニアルバム「祭祭祭祭祭」 (GDM1002)発売中!

残り少なくなりました。再プレス予定はありません。お早めに!!

価格=¥1000(税込み)
レーベル=ジャイアント・ディスク・ミュージック
品番=GDM−1002

@アラビアの唄
A(叱咤激励)ドック・オブ・ベイ
B東京音頭
C帰り道
DDjembe急行

全5曲入り!
タワレコ、HMV、ディスクユニオン、新星堂、アマゾン、などで発売決定!

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